第4回 関西UE4勉強会 in 大阪に参加しました。

1月13日に開催された第4回関西UE4勉強会in大阪に参加してきました!
同勉強会は、今回で、4回目の開催となる関西UE4勉強会。
主催である株式会社Xeen勉強会推進部の元、com04さんによって運営されています。
今回の記事は、第4回関西UE4勉強会in大阪の参加レポートになります。


会場の雰囲気は、com04さんが作成された第4回UE4勉強会in大阪のtoggetterを御覧頂ければと思います。

講演

全5講演が行われました。

1講演目「案内・UE4界隈ニュース」 com04 スライド

勉強会の初めに近々実施予定の勉強会に関する案内や、UE4界隈に関したニュースが紹介されました。

などなど、見逃していたようなニュースも含めて、近況を振り返るものとなっていました。

2講演目「UE4でのチーム製作」 com04 スライド

続けて、com04さんによるUE4を使ったチーム制作に関する講演が行われました。
チーム制作において、気をつけるべき点や、実際にぶつかった問題など、
これからチーム制作を行う人にとっては、勉強になり、経験のある方には、共感のできる内容となっていました。
チーム制作をする際は、com04さんのスライド一読がオススメです!

3講演目「初心者ががんばる建築ビジュアライゼーション:ライティング編」 黒崎達哉 スライド

第3回UE4勉強会in大阪にて、「UE4.18でのARKitチュートリアル」を講演された黒崎さんのライティングにまつわるお話。

  • ライトの種類の解説
  • Lightmassに関して
  • ライティングフローの考え方

の4つの流れで、講演されました。
UE4の基本機能である4つのライトと別にUE4には機能としては存在しないエリアライトの作り方など、
パラメーターを変更した際のライティング比較など、ライティングに関するノウハウが盛りだくさんでした。
Lightmassは理解する際には、「DeepDiveのスライドなどを一読し、分かりやすい箇所から、入っていこう」とのことでした!
ぜひ、ご一読を!

4講演目「Pivot Painter初級」 株式会社xeen 竹村 聖史

Pivot Painterとは一体なにか?なにができるのか?実際の使用方法といった所から、他機能と比較した優れた点などの解説が行われました。
また、ご自身が作成されたプロジェクトを実際に見ていき、部分ごとにどういった機能や方法を取ったのかといった解説も行われました。
作成されたプロジェクトにて、使用しているモデルは、すべて自作モデルのことで、会場内からは、ぎょっとした声が聞こえていました。

5講演目「今作ってるゲームについて」 alwei

UE4+関西と言えば、お馴染みのalweiさんがコミックマーケット93にて、配布されたBlueGunnerについて、講演されました。
プレイするユーザーのことを考え、チェックポイントシステムの実装を行った話、
テストレベルを作成し、ひたすらトライアンドエラーにてゲームを作っていった話など、普段、聞けないお話が盛りだくさんでした。
また、アニメーションに関しては、常に複数アニメーションをブレンドしているため、ご本人曰く、とても複雑とのことでした。

作り方の1つとして、インタラクティブなオブジェクトに対するアニメーションは、
そのオブジェクトに再生させるアニメーションを保持させ、インタラクティングの際にAnimBPにアニメーションを渡しているとのことでした。
(例:棚Classにアニメーションを持たせて、棚を開くアニメーションをAnimBPに渡す。)

BlueGunnerには、セルシェーディングがかけられており、ポストプロセスにより実装されていました。
ポストプロセスには、C++を使わずUE4のMaterial機能のみで完結させているとのことでした。

まとめ

関西UE4勉強会 in 大阪は、月に1回のペースで開催されます。
次回開催を見逃さないためにもAttendページより、グループのメンバーになりましょう!

また、Unreal Fest West 2018のイベントページの公開がアナウンスされました!
ぜひご参加を!!